「ヨガ放題」レギュラークラス リニューアルのお知らせ

アンダーザライトさんのオンラインサービス【ヨガ放題】にて毎週月曜19:15~19:45に担当しているMICHiのレギュラークラスの内容が、7/5(月)から『プラーナーヤーマと瞑想』というクラスへリニューアルしました。

このクラスでは、緊張を和らげ、心の静けさや心身への活力をもたらすプラーナヤーマと、客観的な内観をし心の微細な動きへの気づきの感度を高める瞑想を組み合わせた練習を行い、日々変化する自分や環境との心地良い関係性を築く力を養っていきます。

またこのクラスはヨーガ・スートラの八支則の文脈から見ていくと、

・プラーナーヤーマ(pranayama)/調気法
・プラティヤハーラ(pratyahara)/感覚の制御
・ダラナ(dharana)/集中
・ディアナ(dhyana)/瞑想

といった、アーサナ(ポーズ)以降の要素へ入っていく練習となります。

●プラーナーヤーマ(pranayama)という言葉の語源と意味
プラーナーヤーマ(pranayama)は、サンスクリット語のプラーナ(prana)とアーヤーマ(ayama)という二つの言葉からできている。

【プラーナ(prana)の言葉の意味】
生命エネルギー。

プラーナは素のエネルギーであり、すべての知識の源、すべての活動の原動力。宇宙全体とその引力はプラーナに従って作用しており、又、プラーナは宇宙の基礎を構成していて、熱、光、重力、磁気、活力、力、活力、電気、生命と精神など、宇宙で振動するものは全てプラーナの形態であり、プラーナは生命に浸透し、太陽、月、雲、風、雨、地球、そして物質のすべての形態を創造し、精神的、肉体的、性的、知的、あらゆるタイプのエネルギーの基本となるものでもあると言われ、”生命力” “エネルギー” “生命原理” などを包括した意味を持っている。

【アーヤーマ(ayama)の言葉の意味】
拡張する、留める、停止、という意味。

【プラーナーヤーマ(pranayama)の意味】
したがって直訳すると、プラーナーヤーマ(pranayama)は「生命エネルギーを拡張する」という言葉の意味。

●プラーナーヤーマとはどういう練習なのか?
現代においては複数の視点からプラーナーヤーマについて考察ができます。詳細はここでは割愛しますが、例えば『ヨーガ・スートラ』(2元論的な考え方を持つサーンキャ哲学がバックグラウンドにある)、『ハタ・ヨガ・プラディーピカー』(1元論的な考え方を持つタントラがバックグラウンドにある)、現代の西洋医学的な視点、これらバックグラウンドの異なる3つの視点から見てわかることは、

プラーナーヤーマとは単に呼吸の仕方を学ぶことではなく、

・プラーナという生命エネルギーを体に蓄え、活用する方法
・心を落ち着かせニュートラルにする方法
・自律神経、脳、内臓、体液などの働きのバランスを整える方法

を、呼吸を通して複合的に学ぶこと言えます。

アーサナ(ポーズ)の練習と同じように、プラーナーヤーマや瞑想の練習も、やればやるほど変化は早いですが、短期間がむしゃらにやってその後やらなくなってしまうよりも、量より質を大切に、練習を継続することで変化をより実感できる内容となっていますので、ご自身が無理のないペースで是非続けてみてください。

『ヨガ放題』には「見逃し配信」というライブ配信したクラスを再配信する、ヨガ放題会員様限定のサービスもありますので、こちらを活用すると、ライブ配信を見逃しても様々な素晴らしい先生方のアーサナ、プラーナーヤーマや瞑想のクラスを受講でき、それらの総合的な繋がりを感じながらヨガの練習を深めることができるのでおすすめです。