サステナブルヨガ®︎について

サステナブルヨガ®︎とは

サステナブルヨガ®︎とは、移り変わる環境の中で心身のバランスを取る力を養うことにより、自分の潜在的な可能性を実感していくことを目指すヨガです。

●サステナブル(sustainable)とは?
「持続可能な」という意味。

●サステナブルヨガ®︎が考える持続可能性とは?
・違いを恐れず自分らしい生き方をすること。


・変わり続ける環境と自分を深く知り、その関係性についての理解を深めて、バランスを取りながら生きること。


・意識的な行動を続けることで、自分の潜在的な可能性を実感していくこと。

ヨガを通してこれらに働きかけていくのが
サステナブルヨガ®︎です。

サステナブルヨガ®︎の特徴

一つ一つのポーズを異なる「環境」と捉え、ポーズが変化していくことを「環境の変化」として捉えて練習をしていきます。その変化する環境とご自身との心地よい関係性の築き方を育みながら、潜在的な可能性を見出していきます。

『心地よさ』を基準にする

サステナブルヨガ®︎の練習における『心地よさ』について 

●身体
関節、筋肉、神経などに痛みを感じないポイント。

●呼吸
あまりにも早く激しくなっていたり、息苦しさを感じるかたちで呼吸が止まりつづけないポイント。

●心
辛すぎると感じない、嫌にならない、頑張りすぎていないポイント。

現代社会において、他者との比較による自分の否定や、過剰な競争心、周りと無理に合わせようとしたりすることなどにより、自分を見失ってしまうことが苦しみの原因の一つとなっています。

したがって、サステナブルヨガ®︎の練習ではそれらは一切行わず、講師の指導のもと、上記の『心地よさ』を基準に練習をご自身で調整していきます。

皆さんは同じ人間ですが、ひとりひとりの人生が違うのと同じように、同じポーズの練習をされたとしても、心身の状態は皆違うので、ひとりひとりポーズの形や心地よいポイントに違いが生まれてきますが、それで大丈夫なのです。

違いを恐れないでください。周りとの関係性の中で、自分を壊さないようにしてください。

そして、練習の中で行うポーズを環境だと捉えてみてください。ポーズが移り変わっていく中で、常に自分の『心地よさ』を探っていくこと。

これを練習で続けることで、実生活において、変化する環境のなかで、自分の『心地よさ』を見つける習慣が身に付き、違いを恐れず自分らしい生き方をしていく支えとなってくれるでしょう。

バランスを取る力を養う

1.観察
自分の身体、呼吸、心の状態を観る。
 ↓
2.気付く

感じていることに気付く。
 ↓
3.行動

気付いたことをもとに調整する。

このサイクルを繰り返していくことで、常に変化している環境と自分への理解と感度を高め、移り変わる環境の中で心身のバランスを取る力を養う。

変化することは自然なこと。

環境は常に変化を続け、わたしたち人間も常に変化を続けています。また、環境からわたしたちは影響を受け、環境もわたしたちの行動の影響を受けているといえます。

しかし、もともと変化を続けているわたしたちの身体や心が環境の変化から影響も受けるとなると、変化に振り回されてしまい本来の自分を見失うような感覚に陥ることもあるかもしれません。

したがってサステナブルヨガ®︎では、環境と自分を知り、その関係性についての理解を深め、バランスを取りながら生きる力を身に付けることは、自分らしい生き方をするうえで大切だと考えています。

環境と自分は常に変化しているので、同じ人が同じ内容の練習をしたとしても、練習の強度がいつも同じとは限りません。そして、日々の練習は自分自身に健やかさや自信をもたらしてくれる反面、習慣化は思考停止状態を生む可能性を秘めています。

また、わたしたちが普段、ポジティブ、ネガティブに感じていることも、実は状況次第でどちらにでもなり得ると思います。

つまり、ものの見方がどちらか一方に偏りすぎることや、変化する環境と自分に対して思考停止状態になってしまうことが、わたしたちのバランスを崩す原因のひとつになっていると感じています。

サステナブルヨガ®︎の練習では上記のサイクルを循環させ、その日の自分にとって快適なバランスをもたらす練習を繰り返していくことで、常に変化している環境と自分への理解と感度を高め、移り変わる環境の中で心身のバランスを取る力を養っていきます。

意識的な行動のサイクル

1.ポーズに入るとき
・意識的に丁寧に身体を使いポーズに入る。
・自分に合ったアライメント(快適で安定感のある安全な身体の配置) を作る。
・強さとしなやかさを同時に育む身体の使い方を用いて、身体を守る。



2.ポーズを持続するとき。

・最初に作った強さとしなやかさを同時に育む身体の使い方は維持しつつ、気づいたことをもとに強度の調整をする。



3.ポーズを完了するとき。

・ポーズに入った時と同じ丁寧さで、意識的にポーズから抜ける。


この意識的な行動のサイクルを繰り返していくことで、安全に自分の可能性を拡げ、自分の潜在的な可能性を実感していく。

日々の洗濯で服を乾かすときに、適切な方法でハンガーへ干さないと、乾きづらくなり、乾いた後もシワシワになってしまいます。

それと同じで、ポーズの練習も、自分の状態に合った適切な方法で意識的に、『ポーズに入る→持続する→抜けていく』というサイクルを行わないと、そのポーズの効果をしっかり受けとることができず、同時に、自分の心身を痛めてしまう可能性も生まれてしまいます。

つまり、その瞬間の行動が次の瞬間を左右し、次の瞬間の行動が次の結果を左右するということです。

したがって、自分の状態に合った適切な方法で意識的に、ポーズに入る→持続する→抜けていくというサイクルを行い続けることは、そのポーズの効果をしっかり受けとり、自分の可能性を拡げていくことができるようになります。

そしてこの練習で経験することを日々の生活に応用することが、自分の人生の可能性を拡げ、自分の潜在的な可能性の実感していくことに繋がっていきます。

こんな方にオススメです

・自分の可能性を拡げていきたい。
・未知の恐怖へ向き合う強さを身に付けたい。
・自信を持てるようになりたい。
・自分の本質を知りたい。
・人生の質を上げたい。
・ヨガの練習の調整方法を学びたい。
・ヨガをもっと深く知りたい。
・自分に合うヨガの練習を自分で作りたい。
・身体、呼吸、心の性質の理解と感度を育みたい。
・身体の筋力や柔軟性を育みたい。
・心身のリラックス。
・脳疲労の回復をしたい。
・ストレスケアをしたい。
・集中力を高めたい。 
・判断力を養いたい。

*「サステナブルヨガ 」はun.のMICHiの登録商標です。